アタマジラミを見つけたら

アタマジラミって?

人に寄生するシラミは3種類あり、主に子供たちの間で集団発生するのはアタマジラミです。
アタマジラミは頭髪に寄生し、頭皮から吸血してかゆみや湿疹などを起こします。
頭髪に卵を点々と産み付けるので比較的容易に見つけることができます。

アタマジラミを見つけた時の4つの対処法

1.薬剤による駆除

感染してしまっても、シラミ駆除剤「例:スミスリン(シャンプーorパウダー)」などを用法・用量通り使用すれば駆除できます。

2.寝具や下着の処置

アタマジラミは、60度のお湯に5分間浸けると成虫や卵は100%死滅します。使用中の寝具や下着をお湯に5分間浸けてから洗濯してください。衣類乾燥機やアイロンも効果的です。

3.アタマジラミの予防

アタマジラミは保育園や幼稚園、小学校で感染することが少なくありません。アタマジラミの発生を聞いたら、子供一人でシャンプーさせずに点検を兼ねて時々大人が洗ってあげて下さい。

4.一斉駆除の大切さ

子供さんだけでなく家族にも感染している可能性が高いです。また、通っている幼稚園や学校に相談して一斉点検~駆除できれば効果的です。

集団生活する場での発生が多いといわれています。一人だけ駆除しても再感染を繰り返す可能性があるので一斉駆除が効果的と言われています。
また、不潔だからアタマジラミに感染するわけではありません。けっして恥ずかしいことではなく早期発見・駆除が大切です。
※個人 団体問わず困ったときは相談下さい。
富山県理容生活衛生同業組合 076-441-0604
ボランティア団体「髪究舗グループ」代表
理容やまもと 0766-21-2901

※ボランティア団体「髪究舗グループ」とは、アタマジラミの完全駆除方法を広めるための啓蒙活動をしている高岡市公認団体です。全員が理容組合所属の有志の集まりです。

Q&A

気になる質問上でクリック

Q1.洗髪をしないかなり汚れた頭の中より「アタマジラミ」が自然発生(わいてでる)しますか?

A1.全く発生しません。お子さんの周りに「アタマジラミ」に感染した方がおられその方と髪と髪が接触してうつったわけです。(接触感染といいます)感染している方も同じ条件でうつっているわけですから、不潔と考えるのはまったく古く、時代おくれです。又、「アタマジラミ」は汚れている、キレイに関わらず、人の頭の中でしか生きることができません。従って犬、猫などのペットへの感染はありません。

Q2.「アタマジラミ」はどうして感染するのですか?

A2.感染している事を知らない世代が多くなり、磁石のように頭と頭をくっ付け合う小学生、園児などが、集団の中で髪から髪へと接触感染を続けています。

Q3.感染するとどうなるの?

A3.成虫、幼虫は一日4~5回頭皮より吸血します。吸血された部分にかなり激しいかゆみが現れ、かき傷から湿疹化することもあります。尚学校保健法では「通常出席停止の措置は必要ないと考えられる感染症」と例示されています。

Q4.感染をみつけるにはどうしますか?

A4.成虫が一ヶ月に100個ぐらい生む卵を髪の中よりさがします。大きさは0.5ミリ前後でやや白っぽく細かいフケに大変よく似ていて髪にピッタリくっついています。

Q5.卵とフケはどう違うの?

A5.髪についた卵はセメント様物質で一個一個膠着されていますから、指先で払っても全く落ちませんがフケは簡単に落ちます。又、卵に似たヘアキャスト(フケと皮脂の固まり)も払っても落ちませんが、指先で簡単に移動させる事ができます。

Q6.プールに入って感染しますか?

A6.成虫、幼虫の習性は髪の毛がゆれる、また水を感知すると髪の根元へ移動しガッチリ挟み動きません、そして水に浮くことなく感染しません。因みにロッカーなどで着替えの時に感染される事が考えられます。

Q7.感染すると駆除はどうしますか?

A7.現在医薬品として「スミスリンシャンプー」、「スミスリンパウダー」他梳き櫛を使っての駆除などがありますが、現在最もよく使われている「スミスリンシャンプー」(ダンヘルスケア(株))を卵の孵化期間10日間を二日おきに4回に分けて使用します。尚、集団感染のケースが多々見られ、一斉駆除が望ましく一人でも残っているとまたそこから感染が広まる事があります。
注、一般のシャンプー、洗剤(洗濯用)では何度洗髪されても駆除はできません。若し駆除ができれば日本では「アタマジラミ」を見ることはないでしょう。

Q8.「 スミスリンシャンプー」での駆除は髪用ですが、その他の衣類などの駆除はどうしますか?

A8.「アタマジラミ」の成虫、幼虫は毎日4~5回の吸血ができないと2日間ほどで死滅します。髪に接する枕カバー、シーツ、帽子など洗濯をする、しないに関わらず丸2日間は使用を避けて下さい。注、洗濯されても成虫、幼虫は死滅しません。

Q9.「アタマジラミ」感染の拡大を防ぐ事ができますか?

A9.はい、早期発見、早期一斉駆除の一言に尽きます。前述どおり不潔、汚いと考えるのは時代遅れの事ですから感染を見つけたら直ちに個人、団体(小学校、幼稚園、保育園)との情報のキャチボールあるいはネット化を図る事により早い段階での感染を察知しお互い注意を喚起することになり、それが早期発見、早期駆除に繋がります。重ねて言いますが若しお子さんの感染が判った時は早速周りの方達にお話し一斉に駆除に入りましょう。それにより貴方のお子さんが後々感染されにくい事でしょう。

Q10.10日間を4回に分けて駆除を致しましたが、まだ卵がくっついています本当に孵化もせず大丈夫ですか?

A10.はい、大丈夫です。「アタマジラミ」の卵に限っては10日間で孵化が終わる事になっており、2週間~3週間と孵化が続く事は全くありません。尚、駆除後の髪に付着している卵は無精卵あるいは孵化しない卵で心配いりませんが、卵がセメント様物質でしっかり固着しているため2ヶ月ぐらいは付いたままです。その後自然に落ちますが気になるようでしたら指先でしごいて取るか、鋏で切ってあげて下さい。

Q11.「アタマジラミ」の対処に日常気をつける事は何ですか?

A11.私達は常々「アタマジラミ」の卵らしきものを各家庭で責任をもって見つけましょうと提唱しております。それには一週間~10日毎にいちどお子様の洗髪後しっかり乾かし、頭の後ろより全体の髪を逆立て見ます、その時やや白っぽく細かいフケに似たものを見つけたら、指先で軽く払うだけ、しごいてはダメ!! もし落ちなかったら要注意!! 早速皮膚科もしくはボランティアの理容院へ、そこでお子様とご一緒に感染の有無を確認できます。尚、感染の場合は必ず家族全員見てもらいましょう。

Q12.感染して早速駆除に入りましたが、10日間の4回駆除を終わるまで他の子と遊んではダメですか?

A12.いいえ1回目の駆除で登園、登校、頭との接触も大丈夫です。人への感染と産卵を惹き起こす成虫を退治するからです。但しその後孵化した幼虫も1週間~10日で成虫になり産卵を始めますので2回目より4回目までの駆除もしっかり行ってください。

Q13.「アタマジラミ」は年間を通じて感染しますか?

A13.はい、一年を通じて活発に活動、繁殖しております。人の体温は年中変化も少なく、その中での頭皮の温度、湿度はほぼ一定しており、これに適応した害虫だからです。

Q14.「アタマジラミ」は吸血も充分な一人の頭でおとなしくしていればいいのに何故人から人へと移っていくのですか?

A14.あらゆる生物に見られる種の保存のためです。一人の人の頭だけでは「アタマジラミ」の繁殖にも限界があり宿主(人)が死ぬと死に絶えることになり、繁殖(種の保存)することができません。従って頭髪と頭髪の接触等の機会があれば他の人の頭に移っていく性質をもっているわけです。

Q15.「アタマジラミ」の駆除に現在唯一スミスリンシャンプーを使用しますが、ごく一部の「アタマジラミ」には有効ではないと聞いておりますが実状はどうですか?

A15.確かにごく一部の「アタマジラミ」には薬剤耐性がみられます。国立感染症研究所によりますと、102人から採取した226匹の「アタマジラミ」の遺伝子を調べ、その中の4人から採取した9匹はスミスリンシャンプーには抵抗力がある新しいタイプの「アタマジラミ」と確認されました。また国立感染症研究所、殺虫殺そ剤室の室長は「薬が効かないシラミを駆除するには専門の櫛で繰り返し取り除くほかに有効な対策がない」との事です。しかし私達グループの現状ではスミスリンシャンプー使用で完全に駆除されています、今日まで効かなかったことは一度もありませんが、今後の駆除も充分留意し実態を見守っていきます。

Q16.近年「アタマジラミ」にうつっても、不潔、汚い事ではありませんと聞いたり、テレビで見ますが単にそのような表現、言葉だけでは「どうして?」「なぜ?」といった疑問と漠然とした気持ちで、周りの方達に聞いても同様な答えでした。本当にうつったらと思うと対応が大変心配です。事実はどうなのですか?

A16.ご心配はごもっともです。Q14のお答えと重複も統括して続けます。「アタマジラミ」をはじめ今生きている生物のほとんどは『種の保存』により、色々な環境の中で繁殖、進化を続ける事で今日まで絶滅もせず、生き延びています。
「アタマジラミ」の特徴は、犬、猫などのペットにはうつらず、人間の頭髪のみへうつっていき、且つその中でしか生きることができません。又、人の血液だけを吸って生きていますので、人から離れてはダニやゴキブリのように台所の隅等で発生・繁殖することはありません。しかし一人の人間だけでは繁殖を続けるには限りがありますから、不潔・清潔とは無関係にチャンスがあれば他の人にも移っていきます。それにより感染を繰り返し、そして繁殖をし続け今日まで生き続けています。この行動を『種の保存』といいます。それ故人間であれば大人も小人も感染しますが、とりわけ子供同士が頭をくっ付けることが多いため感染しやすいと言われます。第二次大戦後、先進国ではDDT等の強力な殺虫剤の使用により、アタマジラミを見なくなっていましたが、近年それらの強力な殺虫剤が環境問題から使用できなくなり、欧州でも米国でも子供のアタマジラミには手を焼いています。移される側が毎日入浴・洗髪をして清潔にしていても移るチャンスがあれば移りますので、家の中も身体自体の不潔・清潔にも関係ありません。万が一感染された場合は、駆除に入ると同時に臆する事なく周りの方達に事実をお話し、早めに対処してもらうことが望まれます。感染が広がる前に対処できれば流行は押えられるはずです。誤った不潔のイメージから感染したことを内緒にしてしまうと感染に気付かない人は対処が遅れ、感染が広がってしまいます。かように不潔、汚い事のイメージを払拭したいものです。

Q17.「アタマジラミ」に感染したまま駆除をせずに放置しておくとどうなりますか?

A17.5年前に7~8ヶ月間駆除放置の状態を見たことがあります。 普通髪の毛一本に一つの卵が産みつけられておりますが、髪全体に3~4個の卵がビッシリ付き一見白髪のように見えます。更に髪全体がオイルでベッタリ髪の状態でした。櫛を入れるたびに 櫛目に無数の成虫が付くと同時にタオルにも落ちて、思わず背筋が凍りつき鳥肌が立ちました。そして無頓着な保護者には言葉にもなりませんでしたが、モニターで確認しつつの駆除に、家族 全員に頭を下げられて喜ばれ、特にお子さんの満面の笑みには今も忘れません!!「アタマジラミ」はけっして病気ではありませんが、人にうつる性質がある限り、お互い迷惑にならないよう「早期発見」「早期駆除」に努めましょう。

Q18.「アタマジラミ」の成虫の寿命は?産卵の数は?孵化の割合は?

A18.成虫の寿命は一ヶ月あまりです。産卵の数は交尾した雌の成虫のみが100個ぐらい産みます。 孵化の割合は正確なデーターがありませんが、近縁の"コロモジラミ"では体温近くで約九割が孵化とあり、「アタマジラミ」も同様かと思われます。しかしスミスリンシャンプー駆除中に見られる卵の数に比例した、成虫、幼虫がみあたらないのが実状で孵化率はもっと低い可能性も考えられます。

Q19.「アタマジラミ」にうつる事は恥ずかしい事ですか? そして不潔な事ですか?

A19.いいえ、全くそのような事ではありません。
このような問いかけは私達の現場で最も多く聞かれる事です。「アタマジラミ」は人のみに寄生して、同時に人の頭髪のみに棲み、頭皮から血を吸う昆虫です。寄生している人が亡くなると血が吸えなくなり、「アタマジラミ」も死ぬことになりますが、限りなく子孫を残すように人の頭髪から頭髪へと感染を繰り返し生き延びてきました。とりわけ小さな子供は頭をくっ付けて遊び、感染の機会が多くなります。 不潔とは関係なく恥ずかしいことでもないのですが、このような事を知らない方達が大勢おられます。「アタマジラミ」についての正しい知識が広められれば、偏見がなくなり、早期発見、早期駆除に繋がり、感染も減少していく事になるでしょう。

Q20.「アタマジラミ」の薬剤耐性についての現状はどうですか?

A20.国立感染症研究所によりますと、2006年から2009年の間に519人から採取した「アタマジラミ」の遺伝子を調べ、その中の44人から採取した「アタマジラミ」はスミスリン製剤には抵抗力がある新しいタイプの「アタマジラミ」と確認されました。「スミスリンLシャンプータイプ」を説明書に従って処置しても生きた「アタマジラミ」が見られた場合、駆除は失敗しています。失敗には次のような原因が考えられます。
①「スミスリンLシャンプータイプ」が地肌と髪全体に行き渡る処置ができていない。
②「スミスリンLシャンプータイプ」の処置中、もしくは処置後に又感染してしまった。
③「スミスリンLシャンプータイプ」に抵抗力のある「アタマジラミ」に感染してしまった。
① ②の場合は再度スミスリンLシャンプータイプの処置を徹底することで駆除は期待できますが、③の場合にはこれ以上スミスリンLシャンプータイプを処置しても駆除は難しいことになります。現在、日本で厚労省が認可する「アタマジラミ」の薬はスミスリン製剤だけで、他の薬の選択はありません。又、国立感染症研究所、殺虫殺そ剤室の室長は「薬が効かないシラミを駆除するには専用の櫛で繰り返し取り除くほかに有効な対策がない」との事です。薬の無かった昔、日本では「つげの梳き櫛」を使って、長い日本髪の「アタマジラミ」も駆除してきました。手間はかかりますが駆除はかなりできると思います。具体的な使用法は新宿区保健所、豊島区保健所等のホームページを参考にして下さい。因みに私達グループの現場では10年余り「スミスリンLシャンプータイプ」での駆除を続けてまいりましたが、「薬剤耐性」と思われる「アタマジラミ」を発見する事はありませんでした。

Q21.スミスリンシャンプーで4回駆除しましたが、その後も成虫を見つけたり、髪に付いている卵が減りません、何故ですか?

A21.残念ながら駆除シャンプーの失敗です。近年そのような方を見受けられます。
以下「完全駆除シャンプー」を参考にして下さい。
①始めに髪全体をシャワーもしくは霧吹きで軽く濡らします。
②普段のシャンプー同様、必ず泡立てシャンプーを行います。髪の長さによっては泡立つまで30~50cc使用します。※必ず「スポイド」にシャンプーを入れ始めて下さい。
③泡立った状態でスミスリン櫛(青緑色)のみで、櫛の歯先を頭皮から外れないように軽く押し当て、十字、☓印にと交差し、櫛に付いた泡はそのまま髪につけながら、頭皮全体にいきわたるように10分前後とかし続けて下さい。
④とかし終えたらシャンプーハット又はラップで頭全体を覆い、10分放置して下さい。これにより髪の中の成虫、幼虫が完全に死滅します。
⑤以上で駆除シャンプーを終わり、すすぎに入ります。指先を熊手の形にして、髪でなく頭皮を洗い流す感じで、普段より5分間長くすすいでください。
⑥すすぎの後、髪にカサつきがある場合のみリンスを行ってください。
⑦ふき取りはしっかりして、ドライヤー乾燥します。
⑧最後にシャンプー前の下着、シャンプーに使用した櫛、並びにタオルをナイロン袋に入れ、丸2日間放置、この間に付着した成虫、幼虫が餓死、そのあと洗濯してお使い下さい。
以上の順序による「完全駆除シャンプー」を2日置きに4回され完了です。

Q22.スミスリンシャンプーにより駆除を始めると成虫、幼虫はどこにいますか? 又、シャンプーの時に気をつけることはどんな事ですか?

A22.駆除に入り髪が濡れる、ゆれると同時に成虫は髪の奥深くもぐりこみ、頭皮の近くにいますので「スポイド」を使用する頭皮専用のシャンプーをいたします。

Q23.「アタマジラミ」の成虫、幼虫、卵は髪の毛から離れ「下に落ちる」とどうなりますか?

A23.成虫、幼虫は血が吸えないと2~3日で餓死します。一方、卵は2週間で死ぬと考えます。
卵が孵化するのに1週間前後、出てきた幼虫は血が吸えず2~3日で死んでしまう計算です。
間違っても毛先へ現われるのを見た事がありません。一方幼虫は成虫になるまで約7~10日間に3回の脱皮を繰り返し、この間はほとんど頭皮付近にいます。これをしてシャンプーの時は髪でなく、頭皮を洗うよう心がけ、仕方についてはA21を参考願います。
尚、大人の方はすすぎ後ヘアートリートメントをおすすめします。

Q24.シラミにはどんな種類があるの?

A24.人に寄生するシラミには、アタマジラミ、ケジラミ、コロモジラミの3種類があって、子供たちの間で流行るのはアタマジラミです。アタマジラミは、髪の毛にしがみついて、頭皮から血を吸って、かゆみや湿疹などを起こします。また、髪の毛に卵を点々と産み付けます。シラミの卵は1mmくらいで、フケのように見えますが、髪の毛にこびりついて簡単には取れません。
人のシラミは他の動物には移りませんし、他の動物のシラミも人には移りません。

Q25.市販の薬が効きにくいアタマジラミが増えているのですか?

A25.市販の薬が効きにくい「抵抗性アタマジラミ」は海外で多かったのですが、近年は国内でも見つかっています。最近では「抵抗性アタマジラミ」に対応した商品も発売されています。アタマジラミの駆除を考えておられる方は「抵抗性」をお勧めします。
※新発売!! スミスリンLシャンプータイプの姉妹品「スミスリンシャンプープレミアム」
●市販の薬が効きにくい抵抗性ジラミにも効きます
●泡立ちが良く、髪全体に行き渡ります
●フルーツフローラルのやさしい香りです

「抵抗性アタマジラミ」に関する調査は,国立感染症研究所が2006年から6年間実施しています。その報告書では、沖縄本島での「抵抗性アタマジラミ」の割合は96%前後,沖縄を除く地区では5.0%と推定されています。
※出典元:冨田隆史 アタマジラミのピレスロイド系駆除剤抵抗性(2011)厚生労働科学研究費補助金(新興・再興感染症研究事業)分担研究報告書

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